相手が信頼できる人かどうかを見極める方法
Updated Date: 2024/01/01 00:26
随分前なんだけどこの記事を読んだことを今でも覚えていて、意識して行動するようにしている。
目の前の人が「できる人」なのかどうかを見極める、超簡単な方法。 - Books&Apps
特に以下の部分。
「その時、相手も自分と同じように、すぐに本を買う人だったら、絶対にこの人はできる人だ。」
これ、実際に僕も何度かやってみた。その実体験から思うのは、確かにそのとおりかもしれないということだ。 僕は「できる人」を見分けるわけではなく、「この人と一緒に最高の仕事ができる信頼関係を築くことができるか」を判断する材料として使っている。
ここ数年僕が面接や面談(それぞれ受け入れる方、受け入れられる方)でこの方法を意図的に試していたとき、
実際にその場で本を買ってくれた人は2人いた。その2人とは結構気が合って、考え方は所々違うけどお互いがちゃんと刺激しあえて前に進む議論もできそうな感じだった。
で、その場じゃないけどあとから買ってくれてた人は2人。この人らともそれなりに気が合うというか真面目というか、そういう印象が強い。
今は2番手だけど、そのうちきっとリーダーシップを発揮して人を率いることができるだろうなーと感じる。
ちなみにその後結局本を買ってくれなかった人も何人かいる。不要であっただけかもしれないので別にこの件で偏見の目を向けようとは思わないけど、 僕を中心に考えた場合、どこかしら「あ、この人は僕と正しい信頼関係が築けてないんだな」って感じるので、 意識して関係を改善するという部分からスタートしなければならないかなと思っている。 また、正直時間のない場面だといちいちそんな精神面のケアからスタートするわけにもいかないので、 スピードを求められる仕事においては彼らとは仕事をしないという方向で進めようと考えてしまうことも多少ある。 そういう判断材料にはなるので、まぁこの「おすすめの本を相互に買わせるテスト」は役に立つ。
僕自身が買わない人だとあれなので、僕はおすすめされるとお金の面で苦労していない限りは購入するようにしている。
そういうことで最近買わされた(買った)本がいくつかあるんだけど、結果的に自分の知見をめちゃくちゃ広げてくれているので、
やっぱり勧められた本は読むべきだという結論に至っている。
(HARD THINGSもZERO TO ONE も勧められて読んだ本である)
というのも、「勧めたい本」って要は勧めたい人の人生や価値観に一石を投じるような役割を果たしているものなわけで、
勧めた人のパーソナリティを知るという点においては100%信頼できる材料というわけである。
だから僕はその本を読んで実際に感じたことをありのままに話す。
そうすることでお互いの考え方・捉え方の相違やギャップを知ることができる。
仕事柄チームや組織の力が必要な場合はなおさらそうだ。他人を知らずしてチームビルディングなんてできやしない。
どんな本でも読もう!(漫画だろうがラノベだろうが僕は読む。たとえ境界線上のホライゾンであろうと……うっ頭が……!)
まとめ
信頼関係やその人の誠実さ、仕事への取り組み方をしる上で「おすすめの本を教えあって買うかどうか試す」のはめちゃくちゃ実践する価値がある。
もし勧められた本が興味のない分野でも読むことを推奨する。
そうすることで自分の知識が増える。知識が増えると視野が広がる。
そして、「知らないことへの恥」も多く自覚できる。知らないことへの挑戦の楽しさも学べる。
もはや悪いことがない。読むべきだ。読もう。金さえあれば。その投資金は2倍以上になって自分に返ってくる。
ただし、本を読む時間を確保するといういちばん大事なミッションは自分でなんとかしなければならないのだが……。
余談
Category別のページが全然機能していなかったので修正しました。