bon now

ありのままの現実を書き殴る吐き溜め。底辺ITエンジニアの備忘録。
Written by bon who just a foolish IT Engineer.

ヘラーソケットのUSB電源とオフラインGoogleマップで今風ツーリング

Created Date: 2025/06/08 02:49
Updated Date: 2025/06/08 04:05

2004年のバイクでヘラーソケットからUSB給電しつつ、スマホを使ってオフラインモードのGoogleマップによるナビ有ツーリングが実現できようなどと誰が想像したであろうか。

実際にやってみたらほんとに快適だった。Bluetoothのインカムがあれば音楽も流しつつ経路案内も聞けるし一石二鳥である。

準備

スマホホルダー

ST4の標準ハンドルはバーハンではないので一般的なスマホホルダーを取り付けるスペースがない。そこでタンクに磁石でへばり付くタイプのスマホホルダーを購入。


本当はガソリンキャップ上に取り付けたいが、そこにあるカバーはプラなのか樹脂なのか磁石がつかない。

給電

ST4には2000年代のバイクのくせにヘラーソケットが標準装備されている。
面倒な配線加工やUSB電源の取り出しもせずにUSB給電できるのであればこれ幸いと、早速ヘラーソケット型USB電源を探してみたところ、こちらもKaedearの商品が見つかった。


なんかAliExpressにそっくりな商品もあったのでもしかしたらパクられてるかOEM依頼したのかあったのかもしれない。価格も半額以下。
https://ja.aliexpress.com/item/1005004894167793.html

あとはタンクまで届くUSBケーブルさえあれば完了。

オフラインでGoogleマップを使う

スマホでナビをするためにわざわざモバイルWi-Fiを契約しようと考えていたが、以下の動画をみて青天の霹靂。

Googleマップはマップの特定領域をデータ化してスマホに保存することができるため、なんとオフラインでも地図が機能するのである。地図情報は定期的にアップデートしないと古くはなっていくが、これは一般的なカーナビと同様。しかもアップデートはWi-Fiのある環境下であれば無料なのでむしろカーナビよりも安上がりである。

iPhoneは容量を増設できないのでこういう利用用途の場合Android+MicroSDカードの組み合わせがベストだろう。

ということで古いAndroidを掘り出して使うことにした。

感想と課題

USB電源ソケット装着

USBケーブルは2mのシリコン製。正直場所が微妙なのでケーブルが丸見えになるのと足元なので若干危険な面はあるがそこは目をつむることは可能。
問題はエンジンからの排熱。夏場は100℃以上になるエンジン近くにケーブルを這わせることになるため、USBケーブルの耐久性がかなり不安要素。今回は適当に接続しただけだが、取り回しをもう少し考えたほうが良さそう。
あとST4のソナーソケットは電源OFFでも給電されてしまうため、乗るとき以外はソケットを外したほうが良さそう。

スマホナビ

前述どおりキーシリンダーとタンクキャップの間のカバーは磁石がくっつかないため、左か右のどちらかに貼り付ける必要がある。自分は左につけた。
また、この位置だと地図を見る際に視線が下がってしまい、前がほぼ見えなくなるため車間距離と速度にはかなり注意が必要。Bluetoothでの音声案内がベターだろう。

USBケーブルの取り回しについては、タンク下からキーシリンダー側に出したほうが見栄えが良さそう。

ちなみに以下のような使えばBMWよろしくバッテリー側に細工をしなくてもバッテリー充電できるようになると思われる(やってないので真偽不明)
https://amzn.to/4dYh3NK

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