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Written by bon who just a foolish IT Engineer.

PIAGGIO MP3にACC電源取り出し・USBチャージャー・スマホホルダーを装着した

PIAGGIO MP3にACC電源取り出し・USBチャージャー・スマホホルダーを装着した
Created Date: 2026/03/16 12:00
Updated Date: 2026/03/16 22:57

PIAGGIO MP3 250にACC電源の取り出し、USBチャージャー、スマホホルダーを一気に装着した。 Webikeのインプレッション日記にも書いたが、作業の詳細や注意点をもう少し詳しくここに残しておく。

難易度としては初級レベル、作業時間はトータルで3時間くらい。


買ったもの

USBチャージャー・電源まわり

スマホホルダーまわり

  • M8高ナット 50mm
  • M8ボルト 35mm
  • スマホホルダー & クランプバーセット
  • カエディア クランプバー
  • マジックテープ(100均)

工程1: USBチャージャーの取り付け

取り付け位置

USBチャージャーの取り付け位置は左側ブレーキフルードカバーにネジ止めした。

ブレーキフルードに穴を開けてUSBチャージャーを取り付け

MP3はカウルの内側にほとんどの配線が通っているため、普通にやるとカウルを全バラシする大作業になってしまう。 そこで、配線をブレーキレバー側からフロントカバー側に引き回すルートを選択し、カウル外しを最小限に抑えるという方針で進めた。

電源接続

ギボシ端子で加工済みの配線を、ハンドル周辺からヒューズボックスまで延伸。 アース(マイナス)はハンドルステムのM6ボルトに共締めした。

アースを取りつつカウル下のヒューズボックスへ

アースは途中のハンドル部で取ってる。

ヒューズからの電源取り出し

電源は右足元のヒューズボックスから取り出した。

既存の10Aヒューズを、エーモンの平型ヒューズ電源に差し替える。このヒューズはストップランプやスタート時のライト点灯を担っている回路のもの。 2股配線になっているため、片方をUSBチャージャーに、もう片方をD-UNITのACC配線に接続した。

ヒューズボックスとプラス配線

ヒューズの向きに注意

ここでひとつ重要なポイント。

ヒューズ電源の取り付け向きについて、一般的なWeb記事では「上流側(バッテリー側)に新しいヒューズが来るように挿す」と書かれていることが多い。 しかし今回はあえて逆向きに取り付けた。

理由は、万一USBチャージャーやD-UNIT側に耐えられない電流が流れた場合に、ヒューズを正しく飛ばすため。上流側に新しいヒューズを配置してしまうと、元の回路の保護が弱くなるリスクがある。この辺りは回路構成によって判断が変わるので、自分の構成をよく確認してから決めるべき。


工程2: D-UNIT(電源制御ユニット)の設置

D-UNITとは

デイトナのD-UNITは、バイクの電装品を一元管理するための電源分配ユニット。ACC連動の電源を複数取り出せるので、今後USB以外にも電装品を追加したくなったときに便利。

設置場所

D-UNITはシート下のスペースに設置した。バッテリーに近いため配線を短くでき、取り回しがシンプルになる。

配線ルート

エーモンの配線(1m)の両端にギボシのオス・メス端子を取り付け、耐熱テープで保護。

配線ルートは以下の通り:

  1. カウル下から
  2. スパークプラグの横を通し
  3. 既存の配線に沿わせ
  4. フットレスト横のヒューズボックスへ接続

既存の配線に沿わせることで見た目もスッキリし、振動による断線リスクも減らせる。

こんな感じでバッテリー配線の穴を使ってフレームに沿ってヒューズボックスまで配線を這わせる。

バッテリー部配線

プラグ確認用のパネルを外せばここから更にヒューズボックスまで簡単に引っ張り込める。

プラグ確認用パネル裏の配線

車体の下側はこんな感じ。ブレーキ配線の横を這わせる感じ。

車体下の配線

そしてヒューズボックスへ。

固定方法

D-UNIT付属の両面テープではなく、100均のマジックテープで固定した。 将来的に位置を変えたくなったときに融通が利くようにするため。

D-UNITのマジックテープによる固定

動作確認

取り付け後、テスターで電圧を計測:

  • 電源ON時(エンジン停止): 約11.7V
  • エンジンON時: 約13.7V

問題なくACC連動で通電していることを確認。

ただし、電源ON時に「ピー」という警告音が5秒間鳴った。これはバッテリーの電圧不足を示す警告で、MP3にこんな機能があることを初めて知った。そういえばバッテリーを5年以上交換していないので、そろそろ交換時期だろう。

エンジンON時やセルON時に電圧不足だとこんな音がなる。


工程3: スマホホルダーの装着

MP3のハンドル周り問題

MP3はハンドル周りがほぼカウルに覆われているため、一般的なバイクのようにハンドルバーにクランプして取り付ける方法が使えない。これがスマホホルダー装着のハードルを上げている。

ミラーマウントを活用した取り付け

解決策として、ミラーの取り付け部分を活用した。

  1. ミラー下のナットをM8高ナット(50mm)に交換
  2. M8ボルト(35mm)でクランプバーを固定
  3. クランプバーにスマホホルダーを装着

スマホホルダー取り付け用パーツ群

マウント時のボルトとナット

位置の課題

初期の取り付け位置ではやや下過ぎて、走行中に視線を大きく下げる必要があることが分かった。

改善策として以下を検討中:

  • 中間マウントを追加して高さを上げる
  • クランプバーを逆向きに取り付けて位置を調整する

スマホホルダー

ナビとして使うなら視線移動は少ないほうが安全なので、ここは今後調整していきたい。


今後の計画

  • アクションカメラのドラレコ化: フロント中央のシールドとカウルの間にスペースがあるので、そこにアクションカメラを設置してドライブレコーダー代わりにする予定
  • ETCインジケーターの移設: D-UNITの配線を活用すれば、ETCのインジケーターもフロントに持ってこれる可能性がある
  • バッテリー交換: 警告音が鳴ったので近いうちに交換する

まとめ

MP3は独特の車体構造のおかげで、電装カスタムひとつとっても「どこから配線を引くか」「どこに何を固定するか」という工夫が必要になる。 逆に言えば、工夫次第でカウル全バラシを避けながらでもそれなりに快適な装備を追加できるということでもある。

USBチャージャーとスマホホルダーがあるだけでツーリング時の利便性は格段に上がるので、MP3乗りの方はぜひ挑戦してみてほしい。

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