bon now

ありのままの現実を書き殴る吐き溜め。底辺SEの備忘録。
Written by bon who just a foolish IT Engineer.

Sassがかっこよすぎて濡れた

Created Date: 2013/06/21 19:01
Updated Date: 2023/11/05 03:00

どうでもいいんだけど、昨日までやってた「ラストシンデレラ」っていうドラマの三浦春馬がイケメンすぎてダメだ。
あれは世の中年男性を敵に回すね。どうでもいいけど!!

ドラマの話は終わって、本題の「sass」
2012年初頭から名前だけは知っていたんだけど、
CSSなんて手で書ける程度しかやらないし、何よりサイトデザインなんて真面目に考えてもいなかったため、
ずーっと手付かずで放置していた。
ちなみに、僕がそれとなーくひっそりと崇めているとある人物のブログには、2011年に記事が書かれている。

今回、Middlemanを使うことでRubyにがっつり触れることとなったので、
良い機会としてsassを使ってみたわけだ。

そして、御多分に漏れず僕もsassのすごさを知った。

特に関心を持ったところは、コーディングの厳密性だ。
インデント(半角スペース)が1つ足りないだけで「てめぇ、記法違うぞボケ」と、TOPページにて恫喝される。

こういう記法って、確かPythonがそうだったと思う。
これって、意識する人はすると思うわけで、正直なところ可読性だとか保守性とかいう以前に、
文書定義の手法として当たり前のように守られるべき決まり事とも捉えることができる。
日本で言えば文末には必ず「。」を付けましょうだとか、話の流れが変わったら、行を変えて1段下げましょうという決まりに等しい。
そもそもHTMLはインターネット上でテキストを表現するための記法であって、
その所以は結局文書を表示したいということに帰着する。
だったら、HTML自体も文書としての体裁を保つべきだし、そうあることが全世界のユーザにおいて嬉しいことなのは、
旧世代IEの中途半端な対応や、ベンダープレフィクスなどをいちいち定義せねばらならない現状を垣間見れば分かるだろう。
(それらの対応を上位スキルだとか、技術だとか謳ってる人は、正直目的と手段を混合してるんじゃないかと思う)

もちろん、CSSもHTMLと同様だ。
たとえCSSが文書としての体系を持っていないとしても、その存在意義はすなわちHTMLやXMLなどの文書のためにあるわけだから、
すなわち、それら文書と一体化した体系を持つべきだと言うことは間違いではないし、そうなるべきだと思う。

そんな考えが僕にあるから、sassの基本的な文法は僕にとって青天の霹靂だったわけだ。
じゃあ、Pythonでもそうだったの?と言われると、正直そうでもない。その違いは、上述したとおりだ。
(Python自体は文書定義に使うものでもないし、プログラムは十人十色でも僕は問題ないと思っている。その方が面白いから)

このサイトも、今はちょっとだけsassを利用して書いている。
まだ完全にメタなCSSから抜け出してはいないけど、それも時間の問題だと思う。
Middlemanは、sassでCSSを書いてもすぐに編集結果をプレビューサイトに反映することができるし、
実際にサイトを生成するときでさえ自動コンパイルが走るので、ユーザはsassをCSSへコンパイルする必要が無い。
これはsassだけでなく、HamlやSlimも同様だと思う。

以上のように、なんだか知らないうちに人が介入する作業ってどんどん減っている&簡素化している現状がある。
個人的にはこの波は受託開発分野にも参入して欲しい。

あれほど人間が馬鹿やらかす開発はない。もっと自動化して人材コストを減らしつつ製品品質の向上につとめないとだめだ。
そもそも人材コストの削減を実施するにあたり経費だとか人材そのものだとかを優先的に削減する前に、
もっとやることがあるだろと……。
そんなブラックな話題を取り上げつつ、愚痴になる前に終わることにする。

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