薬を変えた
Updated Date: 2024/01/01 14:47
普段から常服している薬があるんだけど、最近効き目が悪いというか冬になると乾燥肌になっていく&春先にかけては花粉症を併発するので、それなりに効果の高く眠気が少ない肝臓値への影響が少ないものを処方してもらいたくてお願いした。
長年アレロック飲んでて若干夜中の眠気を受けつつも効き目が良かったので続けていたが、毎回の健康診断で謎にγ-GTPの値が上がるので悩みであった。アレグラだと効き目がうすすぎて1日2錠飲まなきゃいけないのが面倒だったのでベポタスチンに変えてしばらく続けていたのが最近。
今回はレボセチリジンという割と新し目の薬に変更してもらった。ただしこいつも副作用には腎臓・肝臓機能への影響があるらしいので、血液検査しなきゃなーと思ってる次第である。
思ったこと
今回の処方はオンライン服薬指導を通して薬の配送と指導をやってもらおうと思ってたんだけど、時間的な猶予がなくて断念。ただし支払いはオンラインでやってもらった。そんな体験の中で思ったことが2つある。
1つは「薬の副作用とかを調査できるような医療体験も紹介してほしいな」ということ。
風邪や突発的な皮膚病とかであれば症状が出て病院へ行き、処方された薬でしばらく経過観察し何事もなければ通院終了という流れが一般的だと思うが、僕のように治る見込みのない症状の場合、今回のように薬を変えたり食生活や生活習慣を変えたりすることで改善効果を評価する場面はかなり多い。
自分の推量でなんとかなる範囲(例えば数日間の体調とか、症状の出やすさやら感覚的なもの)は良いとして、血液やエコーなど体の内部の変化は素人では判断不可能である。
なので、服薬からかんたんな健康診断までの流れを1つの医療体験としてセットにできれば、多少お金がかかったとしても健康に変えられる価値はないと思うので割と受け入れられるんじゃないかなと思った。少なくともこの健康診断にある程度の割引、もしくは意図的に組み込まれた医療体験があれば患者にはメリットしかない気がする。
もう1つは処方箋すらもなくしたいということだ。
実はあの紙、なんとこのご時世にして発行必須なのである。株のお知らせ並みに紙資源の無駄である。いらないといえばいらない状態にしてほしい。ちなみに現在進行系でこのあたりは政府による法整備が進んでいる。
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000718397.pdf
紙をなくすという選択肢が増えることで、必ず電子データを用いた医療改革が推進される。ECで買ったものやメルカリで買ったものを、宅配便としてコンビニで送受できるようになったように、薬もそのようになっていくはずだ(実際、一部はもう実現しているhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000059046.html)
普段当たり前だと思っているところにこそ本質的な改革の必要だったりすると個人的には思ってる。老人化すれば誰しもこのあたりの辛みを味わうのだから、個人的には家から動くことができない寝たきり状態になったとしても、正しい医療と相談相手が確保できるオンラインの力は今のうちに力を入れて実現すべきである。そのほうがきっと、僕らの老後も明るいはずだ。