bon now

ありのままの現実を書き殴る吐き溜め。底辺SEの備忘録。
Written by bon who just a foolish IT Engineer.

10Gネットワークのためにスイッチングハブを買った

Created Date: 2022/05/15 02:52
Updated Date: 2023/11/05 03:00

ついに我が家にも10Gbpsインターネットがやってきた。
とは言っても、うちにあるWi-Fiは2.5Gまでしか対応してないし、Macbook proにつなぐためのハブについてるLANは1Gbpsまでしか対応していない。 つまりどう頑張っても現状の構成では10Gbpsのインターネットを楽しむことは不可能なのである。困った。
しかしながらMacbook pro 2021は一応10GbEthernetには対応しているらしいので、変換器でもあればなんとかなるわけである。
ただし、その場合Wi-Fiルーターを通すと2.5Gに落ちるためMacbook proに直接10GbEthernetを接続しなければならなくなる。そこでWi-Fiとダイレクト接続用に2つのネットワークを分割するスイッチングハブが必要となる。

今回購入したのはこれ。QNAPのスイッチングハブ。

2つの10GbEthernetポート、4つの2.5GbEthernetを備えており、どちらも1GbEを差してもちゃんとリンクアップしてくれる。
上述したように10GbEthernetと2.5GEthernetさえ分割できればいいのでフル10GEthernetである必要はなく比較的安価に手に入れることができた。

他の同等の製品群とのレビューを見比べるとこの商品は熱がそんなに上がらないらしく、実際全然触れる程度である。むしろONUのほうが熱いくらいである。(せっかく放熱板買ったけどいらないかも)
ただし、1GbEthernetをつなげるとむしろ他のネットワークも遅くなるらしいことがレビューでは書かれているので、今のところつなげる予定はないが注意したい。

ちなみにうちはホームネットワークなんていうようなことはしてないため、NASもなければVLANもない。DMZも作ってない。ゲスト用の無線LANのAPくらいはあるけど、ビミョーに使いづらいので誰も使ってない(笑)
そんなこじんまりとした環境なのでこのスイッチングハブで良かったけど、テレビやNAS、その他サーバーなどをつなげて色々やりたいという場合は、多分素直に10GbEthernet対応のWi-Fiルーターを買ったほうが早い。
ただし、まともな10GbEthernet対応のWi-Fiルーターはまあまあ高い。

そんなこんなで、実際に計測してみたところ下りが920Mbpsという速度であった。Macbook proのハブの都合上1Gbpsが理論上最大速度になるはず なので、要はほぼMAXの速度を出せるようになったということである。(ちなみに1Gのときも深夜帯であれば840Mbpsは出ていたので実はそんなに差がない)
ただこれまで以上に家族のインターネット環境が安定することは間違いないので、 QoLは確実に上がったといえる。

local_offer
folder life