bon now

ありのままの現実を書き殴る吐き溜め。底辺SEの備忘録。
Written by bon who just a foolish IT Engineer.

this system is own

Created Date: 2013/09/20 20:21
Updated Date: 2022/09/29 03:28

「自社の製品は我々自慢の製品です」

そう述べることの出来る製品を持つSEは何人いるだろうか。
僕の担当しているシステムは、正直な話「これはダメだ」レベルである。 何がダメかというのを説明しようとすると、コラムが出来上がるくらい長い話(と愚痴)になるので割愛するが、 ともかく、顧客に「良いもの」としてこいつを提供することは出来ないだろうという感じ。

こういう話は多分、他の会社でもあると思う。(無いかね?)

僕が一番問いたいのは、作る側も人間であって使う側も人間であるということだ。
今で言うとUX(ユーザエクスペリエンス)やユーザビリティ、顧客志向マインドとかそういう潮流に該当すると思う。 結局作る側が自信も持てない&ダメだと思っている製品を売ることで自社の利益にしようというのは、 顧客に対して失礼だし、そこに「売れる」理論が全く無いのも自明である。
経営側からは見えないそういう社員の心や製品への想いは、具体的な意見や理由として経営者側に述べつつ、会社の事業計画に汲み取られて然るべきじゃないのかな。

悪いのは何も売れない製品を作り出した人間達でもないし、 それを理解・認識しようとせずに事業計画を机上の空論で立案しだす経営者でもない。
単純に、経営側と社員側の相互理解が進まないとか、「どうすべきか」のPDCAをそれぞれ一丸となって実施出来ない企業体質にこそ問題があると思う。
だからモノが売れないし、原価低減という名目で社員のやる気やモチベーションを低下させてしまうんだと思う。会社がやってること(戦略や経営方針など)が全部、「人のため」になってないのだ。
そこから目を背け、あるいは盲目的に気づかないようにしながらモノを売るのは、結果的に顧客だけでなく、社内の人間をも蔑ろにしているに他ならない。

モノとは人間が使って便利・面白い・楽・役に立つものであったほうが、誰だって幸せな気分になれる。
だったら、モノを作る側の人間もそれを意識しながら、しかも自分達がそう感じながらモノを作ったほうが遥かに良い結果となるってのは、誰でも分かるはずだ。

企業として、そこを意識できないような経営・社員の取り組みが蔓延しだしたら、 それは改革のチャンスだ。誰だって気づいてるはずなのに、顧客のために動けないのなら、
いっそ自分達のために、自分達のために素晴らしいモノを作ろうと動くことだ。
そこからきっと、活路は見えてくると思う。
(と、僕は自分に言い聞かせて現状を打開しようと頑張っているつもりだ)

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